ビーバークリークで(また)自然とふれあう!
5月13日・・・なんですけどね、もう一度言っとくと5月13日なんですけどね、
あられが降りました。
もう春だ、とたかをくくって徒歩で出勤したんですが、強風に乗ってあられが次から次に顔面を直撃。顔の皮が張り裂けるかと思いましたね。そんな春です。どんなやねん。
今週末はビーバークリークという所に行ってきました。クリークというのは小川の事でして、つまりビーバーが出没する小川、という事です。
・・・あっ、ひょっとして今ビーバーの画像とか期待した?
ファーハハハ!ざーーんねーんでした!ありませーん!あっ帰らないで。ごめんねシロメちょっと言い過ぎた。ビーバーはちょっとアレだったけど他にも動物の画像とかあるから。帰らないで。
古びた農家の小屋。こういうのすごく好きなんです。
僻地向けの私書箱ですかね。
郵便局「お前らのとこまで配達してらんねーから取りにこい」
新聞屋「ついでに新聞も買ってネ!」
これはおいs・・じゃなくて美しい馬ですね。すみません、つい・・・島津藩出身なもんで・・・。
道を間違えてしまい、未舗装路を走ることに・・・。一時遭難しかけました。
しかしそんな所で野性の鹿親子ハケーン!
そしてココがビーバークリークでございます。尾瀬・・みたいなもんですかね?自然環境を保護しつつ、人間が入って見ることができる、みたいな。遊歩道があるんです。
このように小さな小川が流れていまして、結局水のあるところ生物ありで色んな動植物が見られるわけです。
「よい子のみんな!ここはピューマが出るから気をつけてね!」
・・・マジかよ・・・。
遊歩道はこのように歩きやすい感じになってます。整備されてない道もあります。
これが管理事務所ですね。係りの綺麗なお姉さんが親切に施設内を説明してくれたあと、袋に入った黒い種をくれました。
「これを手のひらに乗せてしばらく待ってると、鳥が食べにくる事があるんですよ。それとシロメさんって結構ハンサムですね。彼女とかいるんですか?」という話でした。最後のはもちろん嘘です。
この種はひまわりのより少し小さめで、黒ずんでました。とくに匂いとかは無し。
実際に遊歩道に出てすぐ試して見たところ・・
来た!ちっちゃい足でシロメの指につかまってる!指をつかむ微かな力がイイ!
手のひらの種を一個だけ取って行き、そばの木の上で食べ、無くなるとまた手のひらに飛んでくるという事を数回繰りかえしました。
彼はシロメが遊歩道を歩いてる間中、種がなくなるとやってきて「お前さっきの種、まだ持ってね?」と飛び回ります。フハハハ、可愛いヤツめ!Black-capped Chickadee(アメリカコガラ)という鳥だそうです。
でも足首を見たら金属のタグがしっかりと付けられてました・・。すでに人間の手にかかっています。何かのデータ取りにでも使われているのでしょうか。
・・・俺が初めての相手じゃなかったのかよ・・。
この鳥は鳴き声が「チカディーディーディー」なのでこんな名前(Chickadee:チカディー)がついたそうです。
なんでも危険を周りに知らせる時に、ディーの数で危険度を表現するんだそうな(危ない時ほどディーが増える)。
ちなみにこんな鳴き方です。
冬になると縄張りを主張するための別の鳴き声も出すそうです。
この何か「気持ち悪いツクシ」みたいなのはScouring Rush(トクサ)だそうです。
たぶんこの鳥なんですが・・・。Rufous-sided Towhee(ワキアカトウヒチョウ)という鳥が大変美しい鳴き声でした。英語圏の人には、その鳴き声が"drink your tea-ee-ee-ee"と聞こえるそうです。シロメには「チー○ポーン ヒリヒリヒリ」に聞こえてなりません。
ね?でそ?
雪解けの水が泥をアレするのか小川は結構濁っています。
管理事務所内にはこのエリアの動植物の説明が沢山。このぬいぐるみは押すとその鳥の鳴き声を再生します。
鳥の名前付きの剥製が沢山展示してあります。シロメのような動物シロウトには大変有難い。
ここは地元でもそれほどメジャーではないのですが、けっこう楽しめました。バンクーバー出身の管理事務所のおじさんは、とてもフレンドリーで世間話を色々しました。ここは夏の夕方がとてもイイらしいので、時期を見てまた訪れたいと思います。